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わたしはあの時、いったい何を 失ったのだろう―
映画『ともしび』
人生の終盤、さまざまな業を背負ったひとりの女性がもう一度“生きなおし”を図るまでの、悲しみと決意を追う人生最後のドラマ『ともしび』が2月8日よりシネ・リーブル神戸で公開される。
<ストーリー>ベルギーの小さな地方都市。老年に差し掛かったアンナ(シャーロット・ランプリング)と夫(アンドレ・ウィルム)は、慎ましやかな暮らしをしていた。そんなある日、夫がある疑惑により警察に出頭し、そのまま収監されてしまう。豪奢な家での家政婦の仕事、そのパート代で通う、演劇クラスや会員制のプールでの余暇など、すべてはルーチンの中で執り行われていく。アンナの生活にはそれほどの変化はなく、自分ひとりの食事には煮込み料理ではなく、簡単な卵料理だけが供されることくらいがわずかな変化だった。しかしアンナの生活は、少しづつ狂いが生じていく。上の階から漏れ出す汚水、ぬぐうことができなくなった天井のシミ、そして響き渡るような音を立てるドアのノックの音…。なんとか日常を取り戻すべく生活を続けるが、不安と孤独がアンナを襲う—。
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詳細情報
- 公開日
- 2019年2月8日(金)
※その他地域では2月2日より順次公開 - 監督・脚本
- アンドレア・パラオロ
- 出演
- シャーロット・ランプリング、アンドレ・ウィルム ほか
- 配給
- 彩プロ
- 劇場
- シネ・リーブル神戸
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