オペラの香りに誘われて。

神戸国際松竹『METライブビューイング2018-19』

　ニューヨークのメトロポリタン歌劇場（通称MET）で上演されるオペラを映画館で上映する『METライブビューイング』の2018-19シーズンの上映ラインナップが決定し、11月2日より全国各地の映画館で上映される。兵庫県では神戸国際松竹（神戸市中央区）が対象。

　METの最新シーズン・オペラをNYでの上映からわずか数週間後に日本語字幕付きで楽しめる同イベントは、5.1chサラウンドの音響と10台以上のカメラを駆使したダイナミックなライブ撮影でオペラの魅力を存分に感じられるという。幕間に行われる歌手やスタッフへの舞台裏でのライブ・インタビューや大規模なステージ転換など、生のオペラ公演でも観られない映像も映し出されるという。

　今回は、戦乱の古代エジプトを舞台に、囚われて奴隷となったエチオピア王女の禁じられた恋を描いた『ヴェルディ「アイーダ」』、MET新音楽監督Ｙ・ネゼ＝セガンがスター歌手らと奏でる不朽の名作『ヴェルディ「椿姫（新演出）」』、魔性の女に魅入られた男の運命を描くヒットメロディ満載の『ビゼー「カルメン」』など全10作品が来年6月13日まで順次上映される。

　また、神戸市とのタイアップ企画も実施され、神戸文化ホール、神戸アートビレッジセンター、下記区民センターなどで配布されるチラシをチケット窓口に持参すると通常料金より300円引きで鑑賞できる。

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