追悼・祈願の想いを込めて、灯籠やロウソクに点灯

伽耶院『万燈会と山寺ライブ』三木市

　三木市にある修験道の寺「伽耶院」で、8月23日と24日に『万燈会（まんとうえ）』が行われる。

　同行事では、700個余りの灯籠が吊り下げられ、幻想的でありながら厳かな雰囲気を醸し出す。灯籠には、参拝者によるメッセージやイラストが手描きで記され、お盆最後の送り火として灯りが点される。その後、阪神・淡路大震災から続く6000本のろうそく点灯では、亡くなった人への追悼の想いを、柔らかな火に託す。その他、本堂では「こども健康祈願」も実施され、名前を読み上げて加持を行った後、お札を授与する。

　また、両日に渡り『夏の夜のたそがれコンサート 山寺ライブ』も開催。アンサンブルユニットなどによる演奏が、万燈会の送り火で演出された境内に響き渡る。

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