“いつでも前向き”をテーマに「明るいワンちゃん」がずらり

『フェリシモ ハッピートイズプロジェクト』クリスマス展示　神戸市中央区

　神戸朝日ビルディングの1階ピロティーで現在、着られなくなった洋服の布や毛糸でぬいぐるみ（ハッピートイズ）を作り世界の子どもたちへ贈る『フェリシモ ハッピートイズプロジェクト』のクリスマス展示が実施されている。12月25日まで。

　1997年に始まり今年で21年を迎える同プロジェクトは、毎年新しいテーマとキャラクターを発表、今までに5万7000体のぬいぐるみが作られ、国内を含む57の国と地域の子どもたちへ贈られてきた。毎年ぬいぐるみを作る製作キットが販売され、製作キットで作られたぬいぐるみはクリスマスシーズンに各地で展示した後、世界の子どもたちへプレゼントされるという。

　今年のテーマは「いつでも前向き」、キャラクターは「明るいワンちゃん」。期間中はぬいぐるみの展示のほか、フェリシモ「500色の色えんぴつ」を使ってハッピートイズのぬり絵が楽しめるコーナーも登場する。また、AR（Augmented Reality／拡張現実）を用いてぬいぐるみと一緒に記念撮影ができるスマートフォンコンテンツも展開。スマートフォン無料アプリ「COCOAR」で会場に設置しているハッピートイズのポストカードをスキャンすると、ぬいぐるみをはじめとする画像がスマートフォン内に現れ、ぬいぐるみと一緒に写真が撮れるという。神戸朝日ビルディングの地下1階「シネ・リーブル神戸」では製作キットが販売されており、12月24日までにぬいぐるみを持参すると翌日以降に展示されるという。

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