天才料理人は、「最後の一皿」に何を託したのか。

映画『ラストレシピ ～麒麟の舌の記憶～』 パルシネマしんこうえんで上映　神戸市兵庫区

　『おくりびと』の滝田洋二郎監督が、伝説のTV番組「料理の鉄人」を手がけた作家・田中経一の同名小説を映画化、主演の二宮和也をはじめ、西島秀俊、綾野剛、宮﨑あおい、竹野内豊など豪華キャストが揃う映画『ラストレシピ ～麒麟の舌の記憶～』が4月25日より、パルシネマしんこうえん（神戸市兵庫区）で公開される。5月7日まで、『泥棒役者』と2本立て。

＜ストーリー＞依頼人の「人生最後に食べたい料理」を再現して高額の報酬を得る“最期の料理人”佐々木充（二宮和也）。すべての味を記憶し再現することのできる絶対味覚=“麒麟の舌”の持ち主である彼は、幼少時に両親を亡くし施設で育った。自らの才能を頼りに起業したが経営に失敗し、多額の借金を抱え込んで今や料理への情熱も失いかけていた。そんな時、かつて満洲国で日本人料理人・山形直太朗が考案した伝説のフルコース「大日本帝国食菜全席」のレシピを再現するという巨額の依頼が舞い込んでくる。果たして充は、歴史に消えた伝説のフルコースを再現できるのか。

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