神戸6ホテルで　震災遺児支援チャリティーランチ開催中

「グランシェフ　チャリティーランチ」

　神戸市内の6つのホテルが共同のイベントや企画などを通じて神戸への観光客誘致を目指す「KOBEホテル6社会」では、東日本大震災遺児を支援するチャリティー企画「グランシェフ　チャリティーランチ」を開催している。2002年に社会貢献活動の一環として実施した一夜限りのチャリティー晩餐会「グランシェフ　6人の饗宴」が元となっており、形を変えながら継続され前回までに累計約1,300万円の寄付へと繋がっている。

　神戸ポートピアホテルやホテルオークラ神戸など6人の総料理長が、それぞれ「健康」をテーマとした創作メニューを考案。ランチやカクテルのサービス料10％が「あしなが育英会」に寄付され、東日本大震災遺児のため役立てられる。
　神戸ポートピアホテル・総料理長の岸本貴彦さんは「2002年にライバル同士のホテルが1つのイベントを成し遂げるという、当時では珍しい試みから始まったチャリティーイベント。13回目を迎えた今回も、工夫を凝らしたメニューを一人でも多くの方に召し上がっていただき、あしなが育英会への寄付につなげたい」と話す。期間中、6ホテル合計でランチ4,422食、カクテル1,206杯が目標。

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