人形操り発祥の地・西宮市内各所で多彩な人形劇を上演

『西宮人形劇まつり』西宮市

　6月17日と25日の2日間、西宮市内の各所で人形劇を楽しむ『西宮人形劇まつり』が開催される。

　西宮には室町時代から「傀儡子（くぐつし）」と呼ばれる人形使いが多く存在し、彼らの操り人形が淡路に伝わり人形浄瑠璃に、さらに大阪の文楽へと発展したことから、西宮は「人形繰り発祥の地」であると言われている。そのことから、市内の人形劇団「西宮くづつ座」が1994年に人形劇のイベントを初開催。17日は10時から西宮神社で行われるオープニングセレモニーを皮切りに、大谷美術館の講堂や塩瀬公民館などの市内9カ所の「地域会場」で人形劇を上演する。25日は「中央会場」アクタ西宮にプロも含めた19もの劇団が集い、施設内の各会場で1日中様々な人形劇を観劇することができる。公演によって観覧料と定員が異なり、無料公演は先着順、有料公演はチケット購入時の整理番号順の入場となる。また、子ども向けのワークショップや体験コーナーも合わせて実施されるほか、西宮市観光キャラクターの「みやたん」も登場してイベントを盛り上げる。

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