尻子玉入り!? 福崎町観光協会が「かっぱカレー」を発売　PRキャラ「怖い」と話題に

　『妖怪談義』などの著書で知られる民俗学者・柳田國男の出身地であることから、妖怪によるまちおこしに力を入れている神崎郡福崎町。観光の目玉に辻川山公園のため池に機械仕掛けのリアルなカッパを設置するなどして注目を集めているが、今度は「かっぱカレー」を発売し、そのパッケージやPRキャラが「怖い」と話題になっている。

　福崎町観光協会が町役場やネット通販などで4月3日から販売しており、眼光鋭いカッパのイラストが目印。にんじん・じゃがいもなどの野菜と牛ひき肉入りの中辛のキーマカレー風の仕上がりで、カッパの好物とされる「尻子玉（しりこだま）」に見立てたウズラの卵4個が入っている。8日には同町西田原の辻川山公園周辺で開かれた「民俗辻広場まつり」でカッパのキャラクター「ガジロウ」がカレーの販売テントに立ってPRしたが、その怪奇な風貌に「怖い」と泣き出してしまう子も。「ガジロウ」は今後も町のイベントなどに参加しPR活動を続けるという。

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