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貴重な赤ちゃんを期間限定公開
国内初、須磨海浜水族園が「シノノメサカタザメ」幼魚の長期育成に成功 神戸市須磨区
神戸市立須磨海浜水族園で3月25日から、昨年9月に同園で生まれた「シノノメサカタザメ」の赤ちゃんの公開が始まっている。5月7日までの期間限定。
シノノメサカタザメはIUCN(世界自然保護連合)のレッドリスト(2016)に準絶滅危惧種として登録されているエイの仲間で、紅海やペルシャ湾を含むソロモン諸島以西のインド・西太平洋に生息するほか、日本では主に暖流の影響を受ける沿岸域でまれに見られる。
産まれて間もないシノノメサカタザメの幼魚の飼育事例は国内でも少なく、これまでは最高でも1ヶ月程度だったという。現在、同園では飼育開始から約半年が経過しようとしており、これは幼魚育成の成功事例としては国内初。いつでも餌付けや健康チェックができるようバックヤードで大切に飼育されてきたが、摂餌が安定し体つきもしっかりとしてきたことから、今回初めて公開されることになった。同園スタッフは、「これからもこの貴重な赤ちゃんの育成に飼育員一同全力で臨みたい。ぜひ“スマスイ”自慢の稀種を見に来てほしい」と語った。
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詳細情報
- 展示期間
- 2017年3月25日(土)~5月7日(日)
※展示生物の状態により変更・中止する場合あり - 時間
- 9:00~17:00(入園は16:00まで)
- 場所
- 神戸市立須磨海浜水族園 本館1階
(神戸市須磨区若宮町1-3-5)
GoogleMapで探す - アクセス
- JR「須磨海浜公園駅」から徒歩約5分
山陽電鉄「月見山駅」から徒歩約10分 - 入園料
- 大人(18歳以上)1,300円、中人(15~17歳)800円、小人(小・中学生)500円、幼児無料
- 問い合わせ
- 神戸市立須磨海浜水族園
TEL 078-731-7301
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