テーマは「ジュエリー」

「2013伊丹国際クラフト展」

ジュエリーをテーマとした公募展「2013伊丹国際クラフト展」が現在、伊丹市立工芸センターで行われている。

同展は、1989年に始まった「伊丹クラフト展」が1998年に「伊丹国際クラフト展」としてより大きな公募展に切り替わったもの。そしてジュエリーをテーマに作品を募集した今年は、国内外より338名（うち海外89名）の出品者があり、その中から96名（うち海外42名）の作品377点が選出された。

大賞に選ばれたのは、台湾のYEH WEN-MIAO（イエ　ウエンミアウ）さんの「The Space 2013」。淡い色彩の美しいブローチで、裏の留め具に至るまで、全体が1個のオブジェとして行き届いた完成度と魅力を放っていると審査員より高い評価を得ている。

また、伊丹市は年間を通じてジュエリーを学べる伊丹ジュエリーカレッジを開講し、ジュエリー作家の育成にも力を入れている。この展覧会をきっかけとして、ジュエリー文化がさらなる躍進と発展を遂げることが期待されている。

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