鉱山労働者を運んだ一円電車が復活

『2017年 一円電車体験乗車会』　養父市

　かつて日本一のスズ鉱山として栄えた養父市大屋町の明延（あけのべ）鉱山で、毎年恒例の『一円電車体験乗車会』が実施される。4月9日から11月5日まで、計17日間開催。

　この電車は昭和62年の閉山まで運行され、運賃1円で鉱山労働者や家族を運んだことから「一円電車」の愛称で呼ばれていたという。同イベントでは、廃線となった一円電車を地域住民の手で復活させた「くろがね号」が、約70メートルの線路を乗客を乗せてゆっくりと走る。乗車の際は、乗車寄付金として1円からの寄付が必要。

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