地域の繋がりや福祉を考えるきっかけに

福祉啓発映画会『みんなの学校』上映会　神戸市須磨区

　児童と教職員だけでなく、保護者や地域の人々が一体になって“すべての子どもに居場所がある学校”を目指す大空小学校の1年間を描いたドキュメンタリー映画『みんなの学校』の上映会が、2月5日に神戸市須磨区役所で開催される。

　2015年に全国で公開され、その年の文化庁芸術祭大賞を受賞した同作。舞台となった大空小学校はすべての子どもたちが同じ教室で学び、地域の住民や学生のボランティア、保護者らの支援も積極的に受け入れた「地域に開かれた学校」として、多くの大人たちで子どもを見守る体制が作られている。

　今回の上映会は、須磨区民を中心としたより多くの人々に「学校と地域の繋がりや、福祉に対する関心を高めてほしい」と企画された。参加費無料、窓口またはハガキ・FAX・メールのいずれかにて事前申し込み受付中。

　また、5月14日には、舞台となった大空小学校の元校長・木村泰子さんの講演会も企画されている。

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