在日外交官が切り取る日本の風景

『にっぽん―大使たちの視線2016 写真展』　神戸市中央区

　毎回与えられるテーマにそって、各国の大使・外交官が「にっぽんの今」を収めた写真を展示する『にっぽん―大使たちの視線2016 写真展』が神戸市中央区のひょうご国際プラザで開催されている。期間は2017年1月12日まで。

　19回目を迎える今年は「Scintillating JAPAN（きらめくニッポン）」をテーマに、42ヵ国72人の視点で、和紙すきやガラス工芸に取り組む職人、祭り、都会のネオン、居酒屋、おみくじが結び付けられた柵など日本の様々な日常風景が切り取られている。キャロライン・ケネディ駐日米大使は、紺色の浴衣を着た2人の後ろ姿を撮影。「私もいつか娘と一緒の着られたら」とコメントと付けた。

　写真には、在任中に各地を訪れた外交官が、人々の生活に触れ、問題を共有する経験が母国への関心事として投影されるという。

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