ワークショップや絵本朗読会なども実施

日本玩具博物館『世界のクリスマス』　姫路市

　日本の郷土玩具や近代玩具、伝統人形、世界160ヶ国の玩具や人形など、9万点を超える資料が収蔵されている日本玩具博物館（姫路市香寺町）で現在、冬の特別展『世界のクリスマス』が開かれている。2017年1月22日まで。

　キリスト教の普及と共に世界各地へと拡がったクリスマスは、各地の民間信仰や冬の習俗と結びついて定着し、東ヨーロッパのパン細工のオーナメントやドイツのクルミ割り人形に代表されるような、個性豊かなクリスマスの造形を生み出した。同展では、世界55ヶ国に登場するオーナメントを一堂に集め、「ヨーロッパ～北欧・中欧・東欧・南欧～」「アメリカ～北米・中南米～」「アフリカ」「アジア」の地域ごとに展示する。繊細な細工を施したツリー飾りや、パイナップル・象・ヤシの木といった身近なものをテーマにした民芸的なオーナメントなど、クリスマスを通して文化の豊かさを感じることができる。

　また12月23日には、各国のクリスマス絵本の朗読会が行われる。

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