平清盛生誕900年を記念した『平清盛900歳祭』が9月9日に神戸市兵庫区新川運河キャナルプロムナードとイオンモール神戸南(どちらも神戸市兵庫区)で開催。平家ゆかりの地・兵庫区で演舞やライブなどを行い、平清盛の生誕900年を祝う。主催するのは、2012年神戸市の観光事業「KOBE de 清盛2012」のPRキャラバン隊として結成し、歌・踊り・殺陣を融合させた「演舞」で活動している神戸・清盛隊。デビュー7年目という節目に開催する大祭に掛ける想いや新曲について、平清盛さん、重盛さん、重衡さん、敦盛さんの4人に話を聞いた。
平成の世に蘇り
とにかく濃く、慌ただしかった7年
―今年でデビュー7周年。これまでの活動を振り返ってみていかがですか?
清盛 まず平成の世に蘇ると思っていなかったので、「え?え?」って驚いていたら、初めの1年がアッという間に過ぎて…。おかげさまでいろいろなイベントに呼んでいただくことができたので、そこからはただただ慌ただしく過ぎていったという感じです。
重衡 演舞はもちろんですが落語にも挑戦したり、たくさんの事を経験させていただきました。
敦盛 「まだ7年」かもしれませんが、ワシらがデビューした頃に赤ちゃんだった子たちが今はもう小学生になっていると思うと、やはり7年って大きいんだなと思います。
清盛 とにかく濃い、濃すぎる7年でした。
―神戸で生まれ育った子どもたちや生活している方たちにとって、今はもう「神戸・清盛隊」の文字を見ない日は無いんじゃないでしょうか。
清盛 いやいや、まだまだワシらの事を知らない方たちはたくさんいらっしゃいますし、もっと知っていただけるように頑張ります。
―定期公演やイベントでも、毎回ファンの皆さんが大盛り上がりしている光景も印象的です。
清盛 全て皆さんのおかげですね。ワシらだけでキャッキャと騒いでも仕方ありませんし、いつも盛り上げてくれる方がたくさんいらっしゃるからこそ、いろいろなところに呼んでもらえるのかなと思います。応援してくださる方もまとめてワシらは「清盛隊」と呼ばせて頂いています。いわば家族のような存在ですね。