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映画『ママレード・ボーイ』より吉沢 亮にインタビュー

1990年代に連載され、シリーズ累計1000万部を突破した人気コミック「ママレード・ボーイ」が実写映画化。両親がパートナーチェンジして再婚するという斬新な設定ながらも、少女漫画のトキメキが詰まったラブストーリーとして現在も読み継がれ、世代を越えて愛されている。10代のピュアな二人が恋を知り、愛と出会い大人になっていく過程をリアルに描く。甘くてクール“ママレード”な彼と突然のシェアハウス、トキメキの毎日から始まった恋の行方は—。W主演で主人公の光希(みき)と遊(ゆう)を演じるのは、桜井日奈子さんと吉沢亮さん。意外にもラブストーリー初主演となる吉沢さんに、王道の青春ラブストーリーだけでなく、家族の物語でもある本作の見所や撮影秘話について伺った。

吉沢亮が出てもいいのかなって
むしろ遊を自分に近づけた

―吉沢さんが演じられた遊は人あたりは良いがクールという役柄で、吉沢さんのどこかミステリアスな雰囲気にとても合っているように思いました。
共感できる部分や似ているなって思えることが多かったので、役に近づけるためにしたことは特になかったです。今までは役と自分を完全に切り離して考えていたんですけど、今回は吉沢亮が出てもいいのかなって思いました。むしろ遊を自分に近づけたというか。あまり分かりやすくキャラクターを作るというより、リアルに見えた方がキュンキュンしてもらえるのかなと思ったので、意識的に自分自身が出ちゃう瞬間を作りました。演じる時は、あまり人に本心を見せられなくて上辺だけで付き合ってしまう、彼の内面的な部分を意識しました。人が困っている時にもヘラヘラしているような性格なので、笑顔を意識的に多くして。(桜井日奈子さん演じる)光希が本気でぶつかってきてくれた時も、本心を言えず誤魔化しちゃう。でも、そういう不器用さがあるからこそ、彼の本心の中にある柔らかさが出るのかなと僕は思っていて。一見ミステリアスで何を考えているのか分からないと思われるんですけど、誰よりも周りを見ていて、親に対してもそうですけど、すごく気を使う人間ですよね。

―近年、ドラマや映画など様々な作品に出演されていますが、「役を自分に近づける」という役作りは本作が初めてですか?
この撮影をする前に出演した舞台で、大先輩の方々と共演させていただいたことがきっかけでした。すごい役者さんたちは、自分から出ているエネルギーをそのまま出しているというか。それを見て「お芝居ってこういうことでいいんだな」と思いました。もちろん、役によっては自分を抑えてちゃんと役になりきらないといけないとも思うんですけど。3年くらい前は連続してドラマをやっていて、なかなか映画に出演できませんでした。もちろんドラマも楽しいですが、時間が限られているので芝居について考える時間が少なくて。セリフを覚えることだけでいっぱいいっぱいで、どう演じるかをしっかりと考えることができないまま終わってしまうこともありました。そんな中で、じっくり時間をかけて撮影できる映画をやりたいという気持ちが大きくなって。今年公開される映画は7本(現時点)出演させていただいて、ようやく思っていたことができているかなと思います。演じている役柄も全く違うので、いろんな吉沢亮を楽しんでいただけたら嬉しいです。

―原作ファンも多くいる中で、役作りなどについて監督からの要望もあったのでは?
廣木監督は、こっちが何を考えてるのかを見ているというか「やってみて」と役者に任せてくださる方なので、特に「こうしてほしい」というのはあまりなかったです。ご一緒するのは二回目だったので、監督は僕がどういう芝居をするのかも分かっていたと思うし、僕も廣木組の雰囲気を知っていたのでやりやすかったです。今回は少女漫画が原作なのでいろんなことを求められるのかなと思っていたんですけど、「余計なことはしない」という監督なので、キュンキュンさせるためにキメ顔をするとかそういうことではなく、「その場その場で一人の人間としている」みたいなスタンスで。あまりやりすぎると嘘になっちゃうから僕も必要最低限の芝居しかしたくないと思っているので、そういう感覚は監督と近かったのかなと思います。

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