科学・宇宙を身近に感じられる「バンドー神戸青少年科学館」
科学や宇宙が身近に感じられるサイエンスミュージアム。今年で開館35周年を迎えた。科学技術について認識を深め、豊かな創造性を養うことを目的としている。プラネタリウムをはじめ、天体観測室や展示室など、体験しながら学習できるプログラムが多数。夏休みの自由研究にも◎
プラネタリウム
神戸市内で唯一のプラネタリウムで、2万5000個の星を投映。全編星空の生解説が付いた「星空ライブ投映」をはじめ、幼児から小学生低学年を対象にした「こども番組」、テーマに沿った音楽と満天の星空がコラボした「星空ヒーリング」など季節によって変わるプログラムが多数。ヴァイオリニスト・葉加瀬太郎が奏でる名曲に合わせて地球を“感じる”ことができる大人向けプログラムも。リクライニング式の座席でのんびり寛ぎながら、驚きと発見・癒しのひとときを。
天体観測室
1923年にイギリスから神戸にやって来た、国内最大級・口径25センチの屈折望遠鏡「たいよう」。季節によって見え方が変わる太陽の黒点やプロミネンスを観察できる。1日2回20分ずつの公開なので、事前に時間を要チェック。
時空ホッパー
幅15メートル、高さ7.8メートルの大画面映像を使用した日本初の浮遊体験型アトラクション。タイミングを合わせて、大人も子どもも一緒に大型トランポリンでジャンプ!身体を動かしながら、壮大な宇宙の神秘やスケール感を学ぶことができる。トランポリン横にあるタッチパネル式情報端末では、映像に出てきた用語や現象の詳細を解説している。さらに、真後ろには迫力満点の大地球儀が!
カフェ「アテナ」
ハンバーグプレートや焼鳥丼、オムライスといった本格的なランチメニューのほか、「お子様プレート」「お子様カレー」といったキッズメニューも。カフェメニューも充実。夏のオススメは、惑星をモチーフにしたアイスモナカ「プラネットモナカ(全5種)各300円」とブルーが爽やかな「オリジナルソーダ(地球)300円」。
ミュージアムショップ
誰でも1度は憧れたことがある宇宙食や、発明家に一歩近づける(!?)本格的な工作キット、来館の記念やお土産にもぴったりな文房具などがずらり。宇宙の本や鉱石の本など、親子で一緒に学べる図書館連も人気。ミュージアムショップとカフェは入場無料で利用可能。
展示室
本館・新館合わせ、6つの展示室を常設。「生命の科学」「神戸の科学と技術」など、体験を通してサイエンスを身近に感じることができる。「これはなぜ?」といった疑問も、実際に触って、身体を使って、頭を使うことで”納得に繋がる展示ばかり。また、ワークショップや実験ショーなど、夏休みの自由研究にもぴったりなプログラムも満載。広々とした空間で、幼児から大人まで皆が楽しめる。
科学情報室
科学についての本や資料など約2万冊を自由に読むことができる。来館者とボランティアの皆さんのおかげで、年代物の図書関連も保管状態はバッチリ。題材に悩みがちな自由研究や読書感想文も、ここに来れば解決!?
オリジナルキャラクター「シルミール」
開館35周年を記念して誕生したオリジナルキャラクター「シルミール」。屈折望遠鏡「たいよう」をキャラクター化したものので、科学館をずっと見守ってきた“英国紳士のおじいちゃん”なんだそう!等身大(?)パネルと一緒に記念撮影を。
施設 | バンドー神戸青少年科学館 |
住所 | 神戸市中央区港島中町7丁目7-6 |
時間 | 9:30~17:00 ※入館は閉館の30分前まで |
定休日 | 水曜(祝日、春・夏休みは開館)、年末、2月21日~末日 ※その他臨時休館の場合あり |
入館料 | 大人700円、学生(中高生)300円、小人(小学生)100円 ※のびのびパスポート提示の場合は無料 |
TEL | 078-302-5177 |
公式サイト | https://www.kobe-kagakukan.jp/ |