優しさという感情を花束にして
―そして3曲目は「ペチュニアの花」。思わずステップを踏みたくなるような先2曲とはガラッと色を変える、しっとりとしたバラードナンバーですね。
ペチュニアの花言葉「あなたと一緒なら安らぐ」に準(なずら)えているんですが、大切な人には忙しさを言い訳にせず、伝えたい想いは後悔する前にすぐ伝えたほうが良いなと思って作った曲です。だって、明日には何が起こるかわからないわけですから。この歌を聴いてくれた皆さんに、優しい感情が花束のように届けば良いなと思っています。
―ラストは前作に続く洋楽カバー曲。今回、ガンズ・アンド・ローゼズの「Sweet Child O’Mine」を選曲した理由とは?
この曲は、SXSWの後に回ったUSツアーで「皆が知っている曲をカバーしよう」と思って軽い気持ちで歌い始めたんですが、皆さん“知っている”なんてレベルじゃなくて大合唱が始まったんです。あの圧倒的なうねりが忘れられず、今回豪華なミュージシャンの方々にも参加してもらってバンドスタイルで収録しました。
―4月は竹内さんの誕生月であり、新生活の季節でもありますが、今年の春はどんな季節にしたいですか?
今年成人式を迎えて、この4月で21歳になるんですが「もっとしっかりしなきゃ!」と思っていて。まずは部屋の片付けと家の手伝いから始めてみます(笑)。そして4月は大阪でのワンマンライブ、14日は神戸で「トアロード・アコースティック・フェスティバル2019」にも出演するので、皆さんにお会いできるのがすごく楽しみです!