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映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』より波瑠、西島秀俊にインタビュー

―仕事において、波平が抱える葛藤やもどかしさは誰もが共感できる部分だと思いますが、お2人は仕事を始めた頃を振り返ってみていかがでしょうか?
波瑠 波平は田舎を小バカにしているというか、地方の遊園地に配属された時に「私にはふさわしくない」「私にはもっと出来ることがあるのに」って思っていて。私がこの仕事を始めたのは13〜14歳くらいだったので、もちろん自分1人で何かが出来るとまでは思っていなかったのですが、「自分ってこんなに出来ないんだ」って気づいた時の現実を突き付けられた感じ、情けないというかどうしようもできない気持ちは共感できました。
西島 なかなか仕事がなかったり順調なキャリアではなかったので、「やっぱり自分には向いていないんじゃないか」と考えたり、葛藤はずっとありましたね。

―「どんな急用でもお客の前では走らない」「落ちているものは全部落とし物と思え」などグリーンランドの5ヵ条の鉄則が印象的でしたが、お2人が自身で決めている鉄則はありますか?
波瑠 家族仲が良くて一人暮らしをしながらもよく一緒にいることが多いんです。母親・姉・私がいるとお父さんの立場が弱くなってしまってすぐ言い包められてしまうので(笑)、「家族でいる時は基本的にお父さんの肩を持つ」というのを、大人になってから意識するようになりました。
西島 家族との決まりごとで言うと、正月は必ず顔を見せるようにしています。まぁ、最近は年齢も重ねて自然と会う頻度も多くなっていますね。

―最後にメッセージをお願いします。
波瑠 すごく優しい気持ち、前向きになれる映画です。波平は、今まで嫌だった環境が“大好きな場所”に変わっていくという、感動的な体験をしているんですよね。これから働き始めるという人も、働き始めて何年も経つ人も、「楽しく仕事をしたいな」と思わせてくれる映画になっていますので、ぜひ映画館に観に来てください。
西島 仕事で壁にぶつかっていたり、仕事と恋愛の両立に悩んでいる女性は特に共感してもらえると思うし、映画を観終わったあとには「よし、また明日から仕事も恋も頑張ろう」と元気をもらえる作品です。あとは、やる気のない部下が入ってきたという上司の人も「何とかこの部下を一人前にしよう」というやる気が沸いてくるかもしれませんので、ぜひ観ていただきたいです(笑)。女性、おじさんだけでなく、あらゆる世代の皆さんに観ていただいて、明日へのエネルギーを得てもらえれば嬉しいです。

映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』

©小森陽一/集英社 ©2018 映画「オズランド」製作委員会

©小森陽一/集英社 ©2018 映画「オズランド」製作委員会

不満だらけの毎日を変えたのは“魔法使い”のような上司との出会い―
彼氏・俊郎(中村倫也)と同じ超一流ホテルチェーンに就職した波平久瑠美(波瑠)は、系列会社が運営する地方の遊園地グリーンランドへの配属辞令を言い渡される。はじめはふてくされながらも、“魔法使い”と呼ばれる風変わりなカリスマ上司・小塚慶彦(西島秀俊)と個性的な従業員たちに囲まれる日々を過ごすうち、少しずつ働くことの楽しさややりがいに気づいていく。小塚に対して、憧れか恋かもわからない感情を抱きはじめたある日、久瑠美は小塚の秘密を知ってしまう…。

公開日 2018年10月26日(金)
監督 波多野貴文
脚本 吉田恵里香
原作 小森陽一『オズの世界』(集英社文庫刊)
出演 波瑠、西島秀俊、岡山天音、深水元基、戸田昌宏、朝倉えりか、久保酎吉、コング桑田、中村倫也、濱田マリ、橋本愛/柄本明 ほか
公式サイト http://ozland.jp/

 

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撮影 秀村安奈|波瑠:メイク 今井貴子、スタイリスト 黒崎彩|西島 :メイク 亀田雅(The VOICE)、スタイリスト TAKAFUMI KAWASAKI(MILD)

波瑠 Haru
1991年6月17日生まれ、東京都出身。2006年、ドラマ「対岸の彼女」(WOWOW)でデビュー。翌年からファッション誌「Seventeen」で専属モデルを務め、中高生を中心に人気を集める。同年女優としても活動をはじめ、様々な作品に出演。15年には、NHK連続テレビ小説「あさが来た」でヒロインを務め、日本の朝の顔となった。主な出演作には、映画『恋空』、『潔く柔く きよくやわく』、『コーヒーが冷めないうちに』、『流れ星が消えないうちに』、ドラマ「世界一難しい恋」、「ON~異常犯罪捜査官・藤堂比奈子~」、「あなたのことはそれほど」、「未解決の女警視庁文書捜査官」、「サバイバル・ウェディング」などがある。

西島秀俊 Hidetoshi Nishijima
1971年3月29日生まれ、東京都出身。1994年『居酒屋ゆうれい』で映画初出演。その後も数多くの映画、ドラマに出演。代表作にドラマ「チームバチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」、「流星ワゴン」、NHK大河ドラマ「八重の桜」、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、映画『サヨナライツカ』『帰郷』『劇場版 MOZU』など。近年の作品として、ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」、「奥様は、取り扱い注意」、映画『ラストレシピ麒麟の舌の記憶』、『クリーピー偽りの隣人』、『散り椿』などがある。公開待機作品に『人魚の眠る家』(11月16日公開)、『空母いぶき』(来年公開予定)など。

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