宗教画に踊るSALEの文字　聖俗一体となったユーモラスな展示会〈横尾忠則現代美術館「兵庫県政150周年記念事業　横尾忠則　在庫一掃大放出展」〉

兵庫県立美術館王子分館の西館をリニューアルし、2012年11月に開館。兵庫県西脇市出身のアーティスト・横尾忠則氏の作品展示を中心とした美術館。色彩豊かでユーモアに富んだ横尾作品の個性そのままに、展示の方法も非常にユニーク。横尾氏のファンをはじめ、芸術・アート好きのリピーターも多く訪れます。また、館内ではレクチャーやワークショップ、コンサートなどの各種イベントも行われています。

現在の展示はこちら！

「兵庫県政150周年記念事業　横尾忠則　在庫一掃大放出展」

会期：9月15日（土）～12月24日（月•振）

横尾忠則　《終末的聖画安売》　1998年　163.0×130.3cm　油彩、ラッカー、コラージュ・布　Villa Magical 2014 蔵

さながらバーゲン会場のようなエントランススペース。横の法被を着て記念撮影も可能です。

圧巻の大きさの作品も数々並ぶ。ポスターになった「終末的聖画安売」に、奥には「Y字路」シリーズも。

作品は間近で見ると迫力が違います。

テープで無造作に貼られた横尾氏直筆の“言い訳”。誤字や書き直しもそのままで貼られています。

こちらも横尾氏自ら館内を巡り、ポンポン！と勢いよくスタンプを押して回ったそう。

グッズの数々も豊富に取り揃います。色彩豊かな横尾作品そのままに、グッズも鮮やかでカラフル！

横尾作品がデザインされた、オシャレな「MT　マスキングテープ（横尾忠則3巻セット）1,512円」。かっこいいです。

気に入った絵を手軽に眺められるポストカードも多く揃います。1枚162円。

横尾氏デザインのカップ＆ソーサーでいただくコラボメニュー〈ぱんだかふぇ〉

美術館併設のカフェ「ぱんだかふぇ」では横尾氏がデザインしたカップ＆ソーサーを使ったランチやデザートを楽しむことができます。今回の「在庫一掃大放出展」に合わせて展開されているコラボメニューは、提灯に見立てたホワイトチョコがかわいいデザートセット。3種類から選べるケーキ（写真は、渋皮栗のモンブラン）にコーヒーか紅茶付きで970円。

もちろん、提灯型のホワイトチョコの器も食べられます！

ワンプレート　サンドランチ（コーヒーか紅茶付き）900円（税別）

また、ランチメニューもカレーやサンドイッチ、日替わりなど複数を用意。小さなスープが付いた「ワンプレート　サンドランチ」はトーストした山食パンにハム・チーズ・レタス・トマトを挟んだ一品。

デザートもランチも、お皿には「ドクロ柄」！この辺りはさすがの横尾デザインといったところ。

よく見るとたくさんのドクロ！ここにも横尾デザインらしさが溢れていて面白い。