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ロックバンド『ドラマチックアラスカ』ヒジカタナオト(Vo.&Gt.)にインタビュー

―今作では『リダイヤル』や『東京ワンダー』をはじめとした、これまでの発表作の「2018ver.」も5曲収録されていますね。
今回録り直している曲のオリジナルは全て、前のメンバーで録ったものなんです。当然メンバーが変わると音も変わりますし、当時の僕らはレコーディングの仕方もわからないままデビューしたので、全てに満足のいく環境だったとは言えません。そういうのを一旦全部やり直せたらいいなと思って。それで今回、デビュー5周年という節目に実現することができました

―再収録されてみていかがでしたか?
何よりみんな演奏が上手くなった。僕の歌も上手くなっていると思います(笑)。あと、今のメンバーで最初に作ったアルバムは音が散らかっていたり、メンバーそれぞれが役割を探っているような感覚がありました。でも今回はそれぞれ自分の役割・立ち回りをしっかりわかっていて、その分僕も歌詞に専念できたりギターの音作りに時間をかけることができたので、レコーディングが全体的にスムーズに進みました。音にもその整頓された感じが出ていると思います。

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―また、『夢現』と『暴れだす』のミュージックビデオが先行公開されました。どちらも勢いのある楽曲ですね。

そうですね。この2曲や表題曲の『THE ONE』などはほぼ同じ時期に歌詞を書いたんですが、「水槽の脳」という哲学にインスピレーションを受けて作った曲です。ヒラリー・パトナムという哲学者が定理化した哲学なんですが、今僕たちが見ている景色は全部仮想現実で、本当は水槽の脳が管で繋がったコンピューターによって見させられているバーチャルな世界なのかもしれない…というものなんですよね。VRとかいろいろ出てきたこの時代に、改めてこの哲学について調べるとすごく面白くて。「今起きていることは全部嘘かも!」って思ったら、何でもできるよなぁ…と。どうせいつかみんな亡くなってしまうんだし、それなら生きている内にいろんな想像力やアイディアを働かせて、自分で自分の世界を生きやすくしたいなって。そして自分だけじゃなくって、周りの人にも良い影響が及んだらいいなぁ…と思って作った曲たちです。

―ドラマチックアラスカの5年間が詰まったアルバムであり、攻めた曲も多いという印象です。
それが皆さんにも伝わるとすごく嬉しいです。攻めた曲、勢いのある曲を入り口にして、僕たちの神髄である『東京ワンダー』とか『クソッタレセカイ』のような曲に辿り着く。そんなラインナップと曲順にしました。最後の「25」は、僕が今年25歳になったのでその記録として今思っていることを書きました。それはもしかすると、皆とは共有できない25歳の記録かもしれません。でも、“17歳”とか“20歳”をテーマにした歌は多くても「25歳」ってあまり聞かないし、「ちょっと遅いけど面白くね?」って思ってます(笑)。IMG_3828
【夢現】


【暴れだす】



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