—緊張をほぐすためにしていることはありますか?
ひたすらイメトレ(イメージトレーニング)をしていますね。他の人と話して緊張をほぐすともっとダメになってしまうタイプなので、一人で集中しています。ファンの方には桜井=噛むって思われているくらい普段からよく噛んでしまうので、本番前はぶつぶつとセリフを言っています。あとは気分が上がるような音楽をずっと聴いていますね。
—“うっかりミス”も多いとお聞きしたのですが、最近やっちゃったエピソードは?
初めて東京ドームでライブをさせていただいた時に、皆さんが持っているペンライトが私たちのグループカラーの紫一色になる曲があって、その曲が終わったあとに「すごく綺麗な紫!」って言ったつもりがなぜか「緑」って言ってしまっていて。最初は自分でも気づいていなくて、皆がざわついてメンバーにつっこまれて「あ!」ってなりました(笑)。最後の締めの曲だったのでものすごいブーイングでした(笑)。
—ミスをした時によくつっこんでくれるメンバーは?
全員ですね。後輩も容赦なくつっこんできます。うちのグループは皆仲が良いので、それすら愛だと思って受け止めています(笑)。
—女優業について技術的にはまだまだだという自己評価もありましたが、今後の目標は?
アイドルはいろんなジャンルのお仕事をさせていただく機会があるので、今はこれと決めずになんでも挑戦して、その中で続けていけるものを探したいなと思っています。お芝居に関しては映像も舞台も好きなので、どちらの演技もできるように頑張りたいです。
—最後にメッセージをお願いします。
初演から10年が経って新キャストも加わり上演されますが、初演の魅力もしっかり受け継ぎつつ、今回ならではの良さをそこに上乗せしてパワーアップした『レベッカ』を皆さんにお届けできたらいいなと思っています。ぜひ観に来てください。
ミュージカル『レベッカ』
今も彼女はここにいて、わたしを見ている
広大な屋敷や土地、“マンダレイ”を所有する上流紳士マキシム(山口祐一郎)と、アメリカ人富豪の世話係の仕事をする「わたし」(大塚千弘/平野綾/桜井玲香)は、モンテカルロのホテルで出会う。先妻レベッカの死の影を引きずるマキシムは、忘れていた心の安らぎを与えてくれた「わたし」を見初め、2人は結婚。レベッカに幼少時から仕え、彼女亡き今も家政婦頭として取り仕切るダンヴァース夫人(涼風真世、保坂知寿)が2人を出迎える。屋敷の中は亡きレベッカの面影が色濃く残っているのだった—。
大阪公演 | 2018年12月20日(木)〜28日(金) |
原作 | ダフネ・デュ・モーリア |
脚本・歌詞 | ミヒャエル・クンツェ |
出演 | 山口祐一郎、大塚千弘/平野 綾/桜井玲香(トリプルキャスト)、森 公美子、涼風真世/保坂知寿(Wキャスト) ほか |
会場 | 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪市北区茶屋町19-1) |
チケット | 12,500円(全席指定・税込) |
問い合わせ | 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ TEL 06-6377-3888(10:00〜18:00) |
公式サイト | http://www.umegei.com/rebecca2018/ |
桜井玲香 Reika Sakurai
1994年5月16日生まれ、神奈川県出身。2011年にアイドルグループ・乃木坂46の1期生オーディションに合格し、「ぐるぐるカーテン」でデビュー以降、全シングルで選抜入りを果たす。乃木坂46の活動だけでなく、モデルやテレビドラマ・映画・舞台などで女優としても活躍している。