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浪漫活劇『るろうに剣心』より元宝塚歌劇団雪組トップスター早霧せいなにインタビュー

—ポスター撮影や制作発表会で2年ぶりに剣心の扮装をされてみていかがでしたか?
いろいろ思い出しましたね。最初にお客様が楽しんでくださっている様子が浮かんだんですけど、いやいやそれだけじゃなかった、大変なこともたくさんあったと自分に言い聞かせながら、それらも含めて思い出しました(笑)。赤い着物を着て刀を持つとやっぱり血が騒ぐというか“剣心スイッチ”が自然に入って、2年経っても感覚って残っているものだなと自分自身驚きました。

パワーアップした剣心を
新鮮な気持ちで取り組むのが一番 

—新演出となり、初演とはまた違った舞台が期待されます。
内容に関してはまだ稽古前なので分からないですが、フィナーレがない分、本編がボリュームアップすると思います。立ち回りや振り付けはおそらく変わるのですが、ナンバーは崩さないと聞いているので、増えても減ることはないと思います。宝塚ではトップスターが場面ごとに違う衣装を着るのが見せ場でもあるのですが、剣心は前半に青い着物を着て、後に赤い着物になってからはずっとその姿なんです。宝塚ではフィナーレナンバーがあったので、洋装への早替わりがありましたが、今回はそれがないので身が楽だなと(笑)。あと、よりリアルなメイクで、以前よりも男っぽくなっています。一度演じている経験は大きいと思うのですが、過去と比べるわけではなく、新鮮な気持ちで取り組むのが一番かなと思っています。宝塚を退団し、様々な経験を通して視野も広がっている中で役に向き合えるので、パワーアップした剣心をお見せできると思います。

sagiri6

—特に好きだったナンバーやシーンは?
十字傷を負った過去について歌うナンバー「不殺(ころさず)の誓い」と、最後の見せ場ともいえる加納惣三郎との一騎打ちのシーン。当時の加納惣三郎役の望海風斗と毎日稽古していたのを今でも鮮明に思い出しますね。振り付けは一人で覚えることができるのですが、立ち回りは相手と息が合わないと成立しないので、稽古をやった分だけ迫力が出て美しい動きになるんですね。先生もこだわられていたシーンで「またこのシーンか」って思ってしまうくらい何度も稽古をしました。最終的に加納惣三郎が建物から落ちて幕切れだったのですが、その落ち方を先生が実践しながら指導されていたのを何度見たことか(笑)。その時は自身で演じて見せられる演出家の先生なんだと知り、びっくりしたのを覚えています。今回も加納惣三郎役の松岡(充)さんと一緒に頑張りたいです。

—今回は男性との立ち回りになりますが。
やはり、小道具とはいえ刃物を持って舞台に立つのは、相手にケガをさせないように、自分もケガをしないようにととても気を使います。そういった意味では他の公演とは違った緊張感があるので気を引き締めつつも、男性に負けない迫力で頑張りたいと思います。ただ、危険を感じた時は美しく逃げます(笑)。女性ならではの身のこなし方、しなやかで細やかな動きを武器にしながら頑張りたいです。

—豪華キャストが集結しますが、加納惣三郎役の松岡充さん、神谷薫役の上白石萌歌さんの印象を教えてください。
まだ制作発表会でご一緒しただけですが、松岡さんは普段はとても気さくなお兄ちゃんという感じなのに、独特な怪しい色気を持ち合わせた方。萌歌ちゃんはとても感受性が豊かでお芝居が好きなんだなというのが伝わってきました。

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