お殿様・お姫様気分になれる
お城のような旅館に泊まってみた!
荒湯のある広場から階段を上った先にあるのが今回のお宿・朝野家さん。
朝野家は湯村温泉・温泉城(ゆのじょう)城氏の末裔。宿泊客は外観だけではなく書院造の純和室や、群鶴が描かれた格天井、豪華な調度品の数々でお殿様・お姫様気分が味わえます!「茶道・華道・香道」をおもてなしの基本としており、到着後はまず、オリジナルのお香「夢香」が焚き込められたロビーで抹茶をいただくことから始まります。
広々とした露天風呂・大浴場「彦星・織姫」に加え、各部屋のお風呂・洗面まで全ての蛇口から温泉が出ており、冷暖房も温泉熱を利用するという徹底ぶり。濃度の高い温泉の恩恵を余すことなく受けられます。
また、自家農園や近辺で獲れた四季の野菜に但馬牛、旬の海の幸を豊富に使った懐石料理はシンプルな味付けで素材のおいしさをそのままに。春はホタルイカ、冬は松葉ガニといった浜坂港の名物が味わえる時期はもちろん、但馬牛をメインにしたプランも人気!
今回いただいたのは「夏の会席料理」。その一例をご紹介します!
新鮮なサザエのお刺身は身がコリコリ!
この時期おいしい賀茂茄子に豚の旨みがじゅわ~っと染みこんでいます。
見事なサシの入った但馬牛をさっとお湯にくぐらせてしゃぶしゃぶでさっぱりと。やわらか~い!ジューシー!さすが但馬牛!
良い香りの笹で焼かれた鮎は臭みがなく、身もふっくら。豪快に齧り付いて。
夏の人気メニュー「金魚鉢」は、水面を金魚が泳ぐ見た目にも涼しげな創作酢の物。
ビールや日本酒だけではなくカクテルもいただけるのがオシャレ。ライチ&グレープフルーツベースの月下美人に梅酒にカンパリを加えた梅の花など、オリジナルも揃い踏み。
おいしいお料理、ゆったりした温泉はもちろんのこと、迎えてくださる従業員の方々がびっくりするほどあたたかくて親切。周辺のことや湯村温泉について、詳しく教えてくださるので安心してのんびりと快適に過ごすことができます(思わず取材を忘れてしまうほどに)。
詳しいプランや料金については公式サイトでご確認ください。
湯村温泉「朝野家」
所在地 | 美方郡新温泉町湯1269 |
TEL | 0796-92-1000 |
公式サイト | http://www.asanoya.co.jp |
満腹、天国を堪能しまくった編集部。翌日は新温泉町の新たなアクティビティーの噂に迫ります!