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映画『ルームロンダリング』より池田エライザにインタビュー

―怖いというイメージのある幽霊が本作ではコミカルに描かれていますよね。
この作品は幽霊一人ひとりが「人であったということ」を忘れさせない映画で。なおかつ、亡くなっているからこその説得力ある言葉をかけてくれる。私は元々幽霊は苦手で、地元が田舎で電灯が少なかったので、門限は7時と言われても6時に帰ってしまうくらいビビリでした(笑)。お母さんがある日「お侍さんみたいなオバケ見た」って言っていて、それでまたビビってしまって…。でも、この作品を撮影して、今までは怖いと邪見にしていた幽霊たちは皆この地球に生きていた人で、いろんな思いがあって生きていけない、生きていかないという選択を取らざるを得なかった人たちだったんだなと思うと、邪見にできないというか。そう考えると以前よりも怖さはやわらぎましたね。

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—実際に池田さんの家に幽霊が出たら?
全く怖くないわけではないので急に出て来られるとやっぱりびっくりしてしまうと思うんですけど(笑)、この作品の幽霊を基準として考えると、もしかしたら受け入れちゃうかもしれません。「とりあえず1カ月くらい住む?」みたいな。ある意味「ルームシェア」なので、関係性によりけりですよね。性格の不一致とかあると難しいかもしれません(笑)。

—人や自分に向き合うことへの大切さを優しく諭すような本作、池田さんにとってどんな作品になりましたか?
私にとって幼い時にもらった絵本のような、ふとした時に自分を支えてくれる存在になりました。皆さんにとってもそんな存在になってくれることを祈り、長く愛される作品になれば幸せです。

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映画『ルームロンダリング』

©2018「ルームロンダリング」製作委員会

©2018「ルームロンダリング」製作委員会

事故物件、浄化します。
天涯孤独でアヒルのランプが手放せない御子(池田エライザ)の仕事は、いわくつきの部屋から部屋へと引っ越しを繰り返し、次の住人を迎えるまでにクリーンな空き部屋へと浄化(ロンダリング)すること。ところが行く先々で幽霊となって部屋に居座る元住人たちが待ち受けていた…。

公開日 2018年7月7日(土)
監督 片桐健滋
出演 池田エライザ、渋川清彦、健太郎、光宗薫、オダギリジョー ほか
公式サイト http://roomlaundering.com/

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池田エライザ Elaiza Ikeda
1996年4月16日生まれ、福岡県出身。2009年、ファッション雑誌「二コラ」のモデルオーディションでグランプリを獲得し、モデルデビュー。11年『高校デビュー』で映画デビュー。15年には、『みんな!エスパーだよ!』でヒロインに抜擢され、以降女優業が急増。主な出演作は、『オオカミ少女と黒王子』(16)、『ReLIFE リライフ』(17)、『トリガール!』(17)など。公開待機作品に『となりの怪物くん』(18)、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(18)、『億男』(18)がある。