インタビューサムネイル2_佐藤江梨子

映画『リングサイド・ストーリー』瑛太さんとW主演を務めた佐藤江梨子さんに単独インタビュー

数々の映画賞を受賞した『百円の恋』の制作スタッフが手掛ける『リングサイド・ストーリー』。佐藤江梨子さんと瑛太さんをW主演に迎えた、売れない役者ヒデオと恋人カナコが繰り広げるファイト・ラブコメディ。“夢だけがデカい”典型的なダメ男を健気に支えるカナコを演じた佐藤さんに、撮影時を振り返ってもらいながら本作の見所を伺った。

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―10年間付き合い、同棲中の2人の関係性をどのように捉えられましたか?
10年も付き合っていると家族っぽくなるんじゃないかなと思いました。会話もほとんどが初めて聞いたことではなくて、こう言ったらこう返ってくるなっていうのが想像できるというか。カナコさんは、ヒデオさんをすごく信じているんだなぁって一番感じましたね。

―彼を健気に支える恋人役を演じられましたが、カナコに共感できる部分や感心した部分はありましたか?
良くも悪くもヒデオさんのことは何でも理解できているし、ちゃんと逃げ道を作ってあげられる女性なので、そこは羨ましいなと思いました。私の場合、今日も私が仕事なので、旦那さんが息子と一緒にいてくれるという話だったんですけど、直前で旦那さんが「いや、ちょっと仕事してくる」っておばあちゃんに預けることになって「絶対逃げたでしょ!」とか、わぁーって言っちゃって。あ、カナコさんを見習わなあかんな…ってなりましたね(笑)。

―ヒデオはいわゆる“ダメ男”ですが、怒って部屋にビールをぶちまけてしまった後にコソッと自分で拭いたり、カナコに甘えてきたりと、どこか憎めないような人柄ですよね。
ビールを部屋にぶちまけられるのは嫌ですけどね(笑)。旦那さんと一緒にこの作品を観たんですけど、あまりテレビを観ていないので瑛太さんのことを「彼、絶対売れるよ!大丈夫、大丈夫!」って言っていて、「いや、もう売れてるよ!」って話をして(笑)。ビールをぶちまけたり、カナコさんの財布から黙ってお金を抜いたり、女性からすると絶対許せないと思うんですけど、旦那さんは「あはは、この人面白いね」ってお気楽な感じで見ていたのでびっくりしました。そのシーンごとに思ったことを言ってくれていたので、女性と男性では反応が違うんだなと思いながら観れて楽しかったですね。あと、ヒデオさんが大河に出たってくだりがあるんですけど、実際に瑛太さんも大河ドラマ「西郷どん」への出演が決まったり、ヒデオさんのセリフで「卓球をずっとやっていました」ってのがあるんですけど、瑛太さんが出演する卓球が題材になった映画が公開されたり、なんかセリフとリンクするようなことがあって、ヒデオさんを応援する気持ちで瑛太さんに「良かったね」って思ってしまいました(笑)。