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映画『トリガール!』間宮祥太朗さんに単独インタビュー

人気作家・中村航の同名小説を、映画『ヒロイン失格』を手掛けた英勉(はなぶさ つとむ)監督が実写映画化した『トリガール!』が9月1日より公開される。滋賀県・琵琶湖で毎年開催される「鳥人間コンテスト」に全てを懸ける若者たちを軽やかなタッチで描く本作。土屋太鳳さん演じる主人公・ゆきなと言い合いながらも、共に2人乗り人力飛行機でのフライトに挑む坂場を演じるのは、映画『帝一の國』やフジテレビ系ドラマ「僕たちがやりました」で注目を集める間宮祥太朗さん。ヤンキーなのにメンタルが弱いというギャップを持つキャラクターを好演、過酷な自転車のトレーニングシーンをはじめ、終始“叫び芝居”という体力の消耗が著しい坂場を体当たりで演じている。役づくりや撮影時の様子、本作の見所について伺った。

―劇中では、美しいフォームでかっこよくロードバイクを乗りこなしていますが、やはり事前に特訓されたのでしょうか?
(土屋さん演じる)ゆきなは誘われてからバイクを始める役なんですけど、坂場は何年もやっている設定だったので、慣れている感じでかっこよく見えないといけなかったんですよね。なので撮影前に姿勢や走り方などいろいろ教えていただきました。足が離れないように固定してあるビンディングペダルで漕ぐんですけど、あまり慣れないうちに乗ってしまうと転んで怪我してしまうので、まずはトレーニングマシンでペダルに慣れることから始めて、慣れてきたら怪我しないように公園で、その後公道で練習しました。時間があるときは乗るようにして、現場でも自分の撮影がない時は練習していましたね。

―撮影中、特に過酷だったシーンは?
ロードバイクよりトレーニングマシンの方がきつかったですね。ペダルを重く設定して漕ぎ続けるトレーニングのシーンは、足にかかる負荷がバイクより大きくて。ずっと漕ぎながら叫ぶ芝居をしないといけないので、なかなか大変でした。「カット!」って言われた瞬間に解放された気分になって、とりあえず大きい声を出していましたね(笑)。「あ゛ぁー!」「もぅ無理だよー!」って太鳳と2人で言いながら気合いでやっていました。

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―間宮さんが演じられた坂場は、ヤンキーなのにメンタルが弱く“ギャップしかない”という役柄ですよね。

そのギャップは坂場の愛嬌として映ればいいなって思って演じていました。ゆきなと言い合いをしている時も大きな声できつい言葉を言うんだけど、時には押されてしまったり、負け惜しみで言い返す時もあって。メンタルが弱い部分も最終的には「あ、だからそうなんだ」って観ている方に納得してもらえれば嬉しいなと思います。コメディというのもあって、各々のキャラクターにツッコミどころがあるんです。でも、劇中ではツッコミ役がいないので、観ながらツッコんでもらえれば嬉しいです(笑)。

―坂場とゆきなの関係性、間宮さんから見ていかがですか?
僕は仲が良いってこういうことなのかなって思うんですよね。坂場は罵りながらも、ゆきなを認めているからこそ「俺はこいつと飛ぶ」って言い出したわけで、口には出さないけどお互いに信頼し合っている。ある意味自然な形だなって思ったし、良い関係性ですよね。