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自然への誠実なまなざしと卓越した油彩表現で知られる画家の個展
『川村悦子展−ありふれた季節』 西宮市
西宮市大谷記念美術館(西宮市中浜町)で6月11日から、『川村悦子展−ありふれた季節』が開催される。期間は7月31日まで。
川村悦子さんは1953年滋賀県に生まれ、1980年京都市立芸術大学西洋画専攻科を修了、自然への誠実なまなざしと卓越した油彩表現で知られている。日本国際美術展、安井賞展などに出品し、克明な描写と虚実がからみあう作風が注目を集めた。1999年から取り組んでいる蓮を描いたシリーズでは、古今東西の名画に描かれている蓮というモチーフを探求する過程で屏風や襖絵を手がけ、日本の伝統的美意識への関心も深めている。
同展では、代表作となっている蓮を描いたシリーズのほか、イタリアの古典絵画に取材した初期作品、東洋美術への接近を試みた屏風や掛軸、身近な草花に目を向けた近作群を展示。「ありふれた季節」と題した新作シリーズも披露される。
また、洋画家・松井正さん(1906~1993年)の生誕110年を記念した展示会が同時開催され、2015年度に寄贈を受けた作品4点と所蔵品を中心とした約20点を鑑賞することができる。
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詳細情報
- 開催期間
- 6月11日(土)~7月31日(日)
※水曜休館 - 時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 場所
- 西宮市大谷記念美術館
(西宮市中浜町4-38) - 入館料
- 一般500(400)円、高大生300(200)円、小中生200(100)円
※( )内は20人以上の団体料金
※7月18日(月・祝)は無料 - 問い合わせ
- 西宮市大谷記念美術館
TEL 0798-33-0164
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