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皆、狂うほどに餓えている―
映画『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』
大戦間期、若き英国人記者が目撃したソビエト連邦の“偽りの繁栄”。名もなき者が命を懸けて暴きたかった、戦慄の実話を描いた『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』が8月14日より公開されます。
『太陽と月に背いて』『ソハの地下水道』の名匠アグニェシュカ・ホランドが、秘密主義の独裁国家に潜入した実在のイギリス人ジャーナリスト・ジョーンズを主人公に、息もつかせぬサスペンスフルな語り口、陰影豊かなヴィジュアルで描出した最新作。無力な存在でありながら命の危険も顧みず、眩しいほどまっすぐに真実を追い求めたジョーンズの姿が映し出されています。
<ストーリー>「世界恐慌の嵐が吹き荒れるなか、なぜスターリンが統治するソビエト連邦だけが繁栄しているのか」1933年、ヒトラーに取材した経験を持つ若き英国人記者ガレス・ジョーンズ(ジェームズ・ノートン)は、その謎を解くために単身モスクワを訪れる。やがてウクライナでジョーンズが目の当たりにしたのは、想像を絶する悪夢のような光景だった…。ジョーンズはいかなる苦難の末に、スターリンの“偽りの繁栄”の実態を暴いたのか。そしてソ連の執拗な妨害工作に阻まれるなか、果たしてその一大スクープを世に知らしめることができるのだろうか―。
詳細情報
- 公開日
- 2020年8月14日(金)[PG12]
- 監督
- アグネシュカ・ホランド
- 脚本
- アンドレア・チャルーバ
- 出演
- ジェームズ・ノートン、ヴァネッサ・カービー、ピーター・サースガード
- 配給
- ハピネット
- 劇場(兵庫)
- シネ・リーブル神戸
シネ・ピピア(近日公開予定)
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