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本当の自分を見つめたとき、真実の愛に辿りつける―

映画『ある少年の告白』

 NYタイムズ紙によるベストセラーに選ばれ、全米で大きな反響を呼んだ衝撃の実話を映画化した『ある少年の告白』が4月19日より公開される。

 描かれるのは、原作者のガラルド・コンリーが実際に体験し、回顧録として実態を告白した「矯正治療(コンバージョン・セラピー)」での出来事。科学的根拠はなく、強制的に性的指向やジェンダー・アイデンティティを変更させようとするこの治療は、鬱や深刻なトラウマをもたらすだけでなく、自殺率の高さも指摘されているという。規制は進んでいるものの米国では現在も行われ、これまでに約70万人が経験、そのうち約35万人が未成年のうちに受けたとされている。

<ストーリー>アメリカの田舎町。牧師の父(ラッセル・クロウ)と母(ニコール・キッドマン)のひとり息子として愛情を受けて育った大学生のジャレッド(ルーカス・ヘッジズ)。彼はある時、思いがけない出来事をきっかけに自分は男性のことが好きだと気づく。息子の告白を受け止めきれない両親が勧めたのは、同性愛を“治す”という矯正セラピーへの参加。驚くべきプログラムの内容は“口外禁止”、自らを偽って生きることを強いる施設に疑問と憤りを感じたジャレッドは遂にある行動を起こす…。

写真

詳細情報

公開日
2019年4月19日(金)[PG12]
監督・脚本
ジョエル・エドガートン
原作
ガラルド・コンリー
出演
ルーカス・ヘッジズ、ニコール・キッドマン、ラッセル・クロウ、ジョエル・エドガートン、 グザヴィエ・ドラン、トロン・シヴァン ほか
配給
ビターズ・エンド/パルコ
劇場(兵庫)
シネ・リーブル神戸(4月26日〜)
TOHOシネマズ 西宮OS

Kiss PRESS編集部:松田

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