環境・野生生物・人に優しいハンバーガー『EARTH BURGER（アースバーガー）』

　公益財団法人世界自然保護基金ジャパン（以下 WWFジャパン）は、森にやさしいハンバーガーを広める「EARTH BURGER PROJECT（アースバーガープロジェクト）」を2月20日から3月31日まで実施している。

　1分間に約14haの速さで減少しているという森林破壊の問題に対し、環境にやさしい原料調達（FSC/RSPO）の取り組みを続けてきたWWFジャパンは世界中で老若男女に愛されるハンバーガーに着目。ハンバーガーは、日本だけでもサッカーコート約9000面分もの包装紙が毎年消費され、揚げ物やバンズに使用されるパーム油を生産するためのアブラヤシ栽培では農園開発に伴う熱帯林伐採とその後の農園管理において、野生生物のすむ森の減少を招くなど地球環境に大きな影響を与えているという。

　森を壊さないパーム油（RSPO）またはバター、牧場開拓の過程で森林破壊をしていない牛肉、森にやさしい素材（FSC）でできたピック、森にやさしい素材（FSC）でできた包装紙を使用することを条件とした「アースバーガー」を考案し、賛同した全国の対象店舗で販売する。兵庫県では神戸元町に店を構える「SUNCHAGO BURGERS（サンチャゴ バーガーズ）」が参加。提供店舗は現在20店舗、今後も随時追加予定。購入することで一つあたり100円が森林保護活動への寄付されるという。

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