天使が戦士に覚醒める

映画『アリータ：バトル・エンジェル』

　日本はもとより世界17の国と地域で翻訳された木城ゆきと原作の漫画「銃夢」を、『アバター』『タイタニック』の監督ジェームズ・キャメロンが製作・脚本で映画化した『アリータ：バトル・エンジェル』が2月22日より公開される。

　心を持ったサイボーグの少女・アリータが最強の戦士が分断された世界の運命に立ち向かう様子を描くスペクタクル・アドベンチャー。アリータは「メイズ・ランナー」シリーズで知られるローサ・サラザールがパフォーマンス・キャプチャーを使って演じた映像をもとにCGで製作されている。

＜ストーリー＞天空に浮かぶユートピア都市・ザレムと、ザレムから排出された廃棄物が積もるクズ鉄の町・アイアンシティ。サイバー医師のイド（クリストフ・ワルツ）はある日、クズ鉄の山から少女の頭部を発見する。彼女はなんと300年前のサイボーグ。奇跡的に脳は生きていたものの、長い休眠状態により過去の記憶を失っていた。イドによって新しい機械の体を手に入れたそのサイボーグの少女は、アリータ（ローサ・サラザール）と名付けられ、イドの元で大切に育てられる。そんな中、敵から襲われるイドを守ろうと戦うアリータは、自分の中にコントロールできないほどの戦闘能力が備わっていることに気づく。実は彼女は300年前大戦中に失われたテクノロジーで作られた“最強兵器”だった。果たしてアリータと分断された世界の過去に隠された秘密とは－。

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