一部、一般見学が可能

ノエスタ神戸、神戸市役所などで実施『平成30年度 兵庫県国民保護共同訓練』

　2月17日、『平成30年度 兵庫県国民保護共同訓練』が市内各所で行われる。

　同訓練は今年秋の「ラグビーワールドカップ2019（TM）神戸開催」などをはじめとした大規模国際イベント開催を見据えて行われる。国と兵庫県が共同主催となり、テロなどの国民保護事案発生時における関係機関の連携強化と、国民保護に対する理解の促進を図ることを目的としているという。今回は平成21年度に実施した兵庫県国民保護共同訓練以来の大規模な訓練だという。

　当日、メイン会場のノエビアスタジアム神戸では“何者かにより化学剤が散布された”という設定のもと、神戸市消防局や兵庫県警察、陸上自衛隊などを中心に化学剤散布対処訓練を実施。観客の避難誘導や警戒区域の設定、救出、救助、救護などを実際の現場さながらに行う。そのほか、神戸市営地下鉄御崎公園駅で不審物（爆発物）発見対処訓練、兵庫運河周辺で犯人制圧訓練など、幅広い実動訓練が予定されている。実動訓練は一部を除き一般見学が可能。

　また、危機対策本部（緊急対処事態対策本部）設置・運営訓練やサイバー攻撃対処訓練などの図上訓練も実施。さらに、関係機関の取り組みや日頃の備えについて知ることができる、広報ブース・車両展示コーナーも設置される。

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