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家族をひとつにしてくれたのは、骨になった母でした—。

映画『洗骨』

 お笑いコンビ「ガレッジセール」のゴリこと照屋年之が監督・脚本を務め、家族の絆と祖先とのつながりをユーモアを交えて描いた映画『洗骨』が2月9日より公開される。

 国際的な短編映画祭で数々の賞を受賞し大きな話題となった照屋監督の短編映画『born、bone、墓音。』を原案に、長編映画として新たに製作。昨年8月に開催された北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS」で28本の新作映画の中から観客賞を受賞するほか、モスクワ・上海・ハワイなど国際映画祭でも軒並み高い評価を受けている。

<ストーリー>沖縄諸島の西に位置する粟国島などにだけ残る風習「洗骨」。粟国島の西側に位置する“あの世”に風葬された死者は、肉がなくなり、骨だけになった頃に縁深き者たちの手により骨をきれいに洗ってもらうことで、“この世”と別れを告げることができるとされている。沖縄の離島、粟国島・粟国村に住む新城家の長男の新城剛(筒井道隆)は母・恵美子の“洗骨”のために4年ぶりに故郷へ戻ってくる。実家に一人で暮らす父の信綱(奥田瑛二)は、恵美子の死をきっかけにやめたはずのお酒も飲むなど荒れた生活を送っていた。名古屋で美容師として働く長女・優子(水崎綾女)も帰って来るが優子の変化に家族一同驚きを隠せない。様々な人生の苦労とそれぞれの思いを抱え、家族が一つになるはずの“洗骨”の儀式まであと数日、果たして 彼らは家族の絆を取り戻せるのだろうか—。

写真

詳細情報

公開日
2019年2月9日(土)
監督・脚本
照屋年之
出演
奥田瑛二、筒井道隆、水崎綾女、大島蓉子、坂本あきら、鈴木Q太郎、筒井真理子
配給
ファントム・フィルム
劇場(兵庫)
109シネマズHAT神戸
豊岡劇場 ※3月16日〜上映

Kiss PRESS編集部:松田

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