多田源氏の成立について学ぶ

能勢電鉄『第48回のせでん悠遊セミナー』川西市

　能勢電鉄が2月20日に『第48回のせでん悠遊セミナー』を能勢電鉄本社で開催する。

　地元ゆかりの偉人や歴史について学べる同セミナー。今回は多田源氏について掘り下げた内容となっている。源氏の租である六孫王経基の子・満仲は多田（川西市）に足場を置いていた。さらにその第三子である頼信の子孫に頼義・義家が11世紀の「前九年・後三年の役」で武名をあげ、後の義朝・頼朝に繋がっていくという。また、満仲の長子頼光は大江山の鬼退治で有名だが、この流れからは平家の時代の源三位頼政や多田行綱が出る。彼らは源平内乱期に、頼朝とは違う行動を取ったことで知られているという。

　セミナーでは多田源氏の成立について、神戸大学名誉教授の高橋昌明さん（※高は、はしごだか）が「多田源氏の成立」をテーマに公演を行う。

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