選りすぐりの4作品を選出

『にしのみやアジア映画祭』西宮市

　西宮市フレンテホール（西宮市池田町）にて、2月2日と3日に『にしのみやアジア映画祭』が開催される。

　映画を通してアジア諸国の社会や文化を紹介する同映画祭は、今年で24回目を迎える。今回は、高度経済成長と大阪万博に浮かれる1970年代の時代を題材にした『焼肉ドラゴン』、自らの宿命を知った若きハーフバリが、亡き父の無念を晴らし王国の平和を取り戻すべく立ち上がる物語『バーフバリ王の凱旋』、韓国で実際に起こり多数の死傷者を出した光州事件を世界に伝えたドイツ人記者と、彼を事件の現場まで届けたタクシー運転手の実話をベースにしたヒューマンドラマ『タクシー運転手 約束は海を越えて』、ソビエト連邦から独立を果たした1992年、ジョージアの首都トビリシで暮らす14歳の少女達を描いた物語『花咲くころ』の4本が上映される。

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