独創的な創作活動とそこに通底する美意識に迫る

兵庫陶芸美術館『内田鋼一展』　篠山市

　兵庫陶芸美術館（篠山市）で12月22日から2月24日まで、2018年度著名作家招聘事業×テーマ展『内田鋼一展』が開催される。

　国内外で活躍する著名な作家を招聘（しょうへい）し、若き作り手たちに刺激を与えると共に、幅広い人々により深く陶芸に親しんでもらうことを目的に実施している「著名作家招聘事業」。第13回となる今回は、世界の窯業地を巡り、身につけた陶技を駆使しながら、生活に用いる器から、インテリア、建築とのコラボレーションなど幅広く多彩な活動で注目を集める作家・内田鋼一さんを招いて開催される。同展では、内田さんの作品の象徴ともいえる「白」をテーマに、これまでに手掛けた様々な作品に加え、その「形の素」ともいえる収集作品にも注目し、内田さんの独創的な創作活動とそこに通底する美意識に迫る。

　また会期中には、陶芸家・安藤雅信さんとの「クロストーク」や「アーティストトーク」、「デモンストレーション＆レクチャー」などの催しも行われる。

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