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“書”と”似顔絵”から、播州織の作品を制作
「敬老の日発祥の地」発 播州織で贈る「書と似顔絵」プロジェクト お披露目会
11月22日から25日まで、鍛冶屋線記念館(多可郡多可町)で『「敬老の日発祥の地」発、播州織で贈る「書と似顔絵」プロジェクト』のお披露目会イベントが開催される。
同プロジェクトは、染め・織り・生地仕上げまで地域で一貫製造している「播州織」の産地であり、「敬老の日」発祥の地・多可町が発案した。先染め織物で全国トップシェアを誇り、日本製のカジュアルシャツの生地として7割近くを占める播州織だが、過去の生産ピーク時に比べると生産量が約11%まで減少しているという。今回のプロジェクトは、そんな播州織を通して改めて地域と地場産業を盛り上げようと企画されたものとなっている。
期間中、多可町にある製織やデザインを手掛ける企業「株式会社コンドウファクトリー」と、国内外で受賞歴のある多可町の書家・ごとうみのるさん、西脇市の似顔絵作家・齋藤公志郎さんがタッグを組んでご年配に長寿祝いとして製作した作品を展示。“書”と“似顔絵”で描いた作品を播州織で仕上げた作品で、後から生地に色を付けるのではなく、先に糸が染められた状態から縦糸と横糸を織り込み柄をつくる技法である「ジャカード織」が採用されている。色とりどりの糸で織り込まれた作品で、年配の方々が長い人生で培った経験を再現。同プロジェクトの作品は今後、ウェブサイト上にオーダーメイド通販窓口を開設する計画やギフトカタログへの掲載などが計画されており、依頼者から顔写真データを受領してから斎藤さんが似顔絵をデザイン、ごとうさんが各人に合う「書」を描き下ろし、コンドウファクトリーが播州織技術で製品化する予定となっている。
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詳細情報
- 期間
- 2018年11月22日(木)~25日(日)
- 場所
- 鍛冶屋線記念館
(多可郡多可町中区鍛冶屋163-1)
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- 問い合わせ
- TEL 090-9052-2390(担当 後藤)