ライフサイエンス分野で成功を目指す起業者候補、ベンチャーを支援

神戸医療産業都市20周年記念シンポジウム『神戸医療産業都市の新たな挑戦』神戸市中央区

　神戸医療産業都市の20周年を記念し、神戸大学先端融合研究環統合研究拠点コンベンションホール（神戸市中央区）で11月28日、シンポジウム『神戸医療産業都市の新たな挑戦〜ライフサイエンス ベンチャーエコシステム形成に向けて〜』が開催される。参加には事前の申し込みが必要で、定員300人。

　神戸市は、ポートアイランドにおいて先端医療技術の研究開発拠点を整備し、産学官連携により、21世紀の成長産業である医療関連企業の集積を図る「神戸医療産業都市」を推進。市民福祉の向上、神戸経済の活性化、国際社会への貢献を目的に様々な取り組みを行っている。今年度で20周年を迎える神戸医療産業都市は、国内外に医療産業都市の取り組みを広く発信するため今年1年間を通じて「神戸医療産業都市20周年記念事業」を実施。新たな挑戦としてライフサイエンスベンチャーエコシステム形成を目指し、20年で培ったノウハウや人脈などのリソースを最大限に活用し、ライフサイエンス分野で成功を目指す起業者候補、ベンチャーを支援する。

　ライフサイエンス分野で起業を検討している人、 事業者、VC、金融機関、病院関係者、学生など対象とした同シンポジウムでは、そのポテンシャルの一端を紹介するとともに、エコシステム形成のキーパーソンとの懇親の場を提供する。（株）東京大学TLO 代表取締役社長・山本貴史氏による基調講演、（株）リバネス 取締役副社長CTO・井上 浄氏と神戸市医療・新産業本部医療産業都市部長・三重野雅文氏による講演のほか、「ベンチャー企業からの提言」「 神戸発エコシステムの可能性」と題したパネルディスカッションを実施。また、シンポジウム後には懇親会も行われる（有料）。

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