生きづらさを感じている子どもや大人、全ての人へ

映画みんなの学校『いのちとくらしの映画祭with湯浅誠』神戸市中央区

　神戸市勤労会館（神戸市中央区）で12月15日に映画「みんなの学校」上映会イベント『いのちとくらしの映画祭with湯浅誠』が開催される。

　大阪市住吉区にある「大阪市立大空小学校」は「すべての子供の学習権を保障する学校をつくる」という理念のもと、不登校ゼロを目標とした学校作りを目指し、ごく普通の公立小学校でありながら特別支援の対象となる児童も同じ教室で学ぶ。2013年にはドキュメンタリー番組として放送され、文化庁芸術祭大賞をはじめ多くの賞を受賞。放送後には全国から支援を必要としている子どもたちを持つ家族が校区内へと引っ越してきたという。2015年には劇場版として全国の映画館で公開され、3年が経過した現在でも全国のミニシアターなどで自主放映を行っている。同イベントでは、同映画の上映後に社会活動家・湯浅誠さんによる講演会を実施。そのほか、親と一緒に暮らせない子どもたちと“隣り合う”大人たちの日常を8年間に渡り撮り続けたドキュメンタリー「隣る人」の上映も行われる。

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