掘り出し物と出会える

兵庫県古書会館『神戸古書即売会』神戸市中央区

　兵庫県古書会館にて11月16日から18日に『神戸古書即売会』が開催される。

　同イベントは1966年（昭和41年）、兵庫県古書会館が花隈に新築移転した際に始まり今回で174回目となる。かつては年配の男性が多かったが、参加店舗の多様化をきっかけに今では親子連れや若い女性も来場するようになったという。毎回コレクターから大学研究者、地元郷土史研究家など様々な来場者が集う中、今回は歴史、サブカルチャー、宝塚歌劇関連書籍などを取り扱う「イマヨシ書店」、絵本、料理や手芸など暮らしまわりの本や趣味の本、エッセイ、小説など多岐にわたり取り扱っている古書店「honeycombBOOKS*」、趣味、サブカルチャーなどの個性的な古書を取り扱う「図研」など、合計9店がよりすぐりの本を持ち寄り参加する。また、主催の兵庫県古書籍商業協同組合は、県下約90店の古書店の組合で、各加盟店では古書の販売だけではなく、市民の蔵書整理の相談も受け付けている。

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