神戸が誇る“匠”の技を間近で

『第11回 神戸マイスターフェスティバル』神戸市中央区

　10月14日、デュオこうべ・デュオドーム（神戸市中央区）で『第11回 神戸マイスターフェスティバル』が開催される。

　神戸市では、平成5年度より市内だけでなく全国的にも通用するハイレベルの技術・技能を持つ人を「神戸マイスター」として認定。ものづくりの大切さと技術・技能の重要性を広く伝えるため、神戸マイスターは市内中学校でゲストティーチャーとして指導を行うほか、ものづくり体験講座など多くの場で優れた技を披露している。また、平成18年度から卓越した農業技術を有する人は「神戸アグリマイスター」として認定され、次世代の農業を担う人材の育成や確保に尽力しているという。これまでに認定された神戸マイスター・神戸アグリマイスターは61職種132人にものぼる。

　「ものづくりの技術・技能を身近に感じてほしい」との思いで年に1度開催されている同イベントでは、洋菓子・和菓子・パン製造・日本料理・ケミカルシューズ・紳士服・理容・ステンドグラスなど様々な職種の神戸マイスターが会場に集結。フルーツカット、マグロの解体ショーといった実演、チョコレートやコーヒーなどを題材にしたショーを繰り広げるステージイベントのほか、マイスターが手掛けた作品の展示ブース、実際にものづくりを体験できるコーナーが展開される。神戸の経済を支えるものづくり産業について、実際に見て・聞いて・触れながら楽しく学ぶことができる。さらに、同日には今年度新たに認定された神戸マイスター・神戸アグリマイスターの認定式も実施予定。

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