西宮神社の秋を彩る日本酒の祭典

『第22回西宮酒ぐらルネサンスと食フェア』　西宮市

　新酒の仕込みが始まる「日本酒の日（10月1日）」にちなんだ日本酒をPRする催し『第22回西宮酒ぐらルネサンスと食フェア』が10月6日と7日、西宮神社を中心に開催される。入場無料。

　メイン会場となる西宮神社の境内では、来場者とともに一斉乾杯を行うオープニングセレモニー（6日のみ）をはじめ、新酒の到着を祝って踊りながら江戸のまちを練り歩いたという故事にちなみ、「それいっちゃ、やれいっちゃ」の掛け声をかけながら賑やかに当時を再現する「新酒番船パレード」、西宮市の友好都市・高知県梼原（ゆすはら）町に1000年伝わる伝統芸能「津野山（つのやま）神楽」、鏡開きを演出する酒造り唄の演奏などが行われる。

　そのほか会場内では、西宮の蔵元8社と神戸の蔵元が提供する有料試飲と販売コーナー、おでんやどて焼、から揚げなど日本酒に合う料理を地元の飲食店が販売するグルメコーナー、ホテルぺア宿泊券や日本酒が当たる「えびす富くじ」も展開。

　さらに、隣接する西宮中央商店街ではステージイベント、酒蔵地帯の「白鷹禄水苑」「白鹿酒ミュージアム」「日本盛 酒蔵通り煉瓦館」「大関 甘辛の関寿庵」などのサテライト会場では、秋季蔵開きや産地直売マーケットなども行われる。なお当日は無料ループバスが運行され、各所を自由に行き来して楽しむことができる。

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