クリスマス・ナイトコンサートも

六甲オルゴールミュージアム『“ヘンゼルとグレーテル”と お菓子の家』

　六甲オルゴールミュージアム（神戸市灘区）で11月26日より、クリスマスイベント『“ヘンゼルとグレーテル”と お菓子の家』が開催される。12月25日まで。

　オルゴールや自動演奏オルガンなどドイツ製の自動演奏楽器を多く所蔵する同館では、毎年クリスマスシーズンに「ドイツのクリスマス」をコンセプトに館内を演出。お馴染みのクリスマスソングの演奏のほか、オペラ「ヘンゼルとグレーテル」の特集コンサートも行われる。オペラ「ヘンゼルとグレーテル」は、グリム童話を原作にドイツの作曲家エンゲルベルト・フンパーディンクによって作曲された全3幕のオペラで、この時期になると世界中で上演されるなどクリスマスの定番として知られている。会場には人形の中にお香を入れると口から煙が出てくるドイツ製の煙出し人形も設置され、お香の香りに包まれた空間で自動演奏楽器の優しい音色を堪能できるほか、スタッフによる朗読を交えて「ヘンゼルとグレーテル」の物語も紹介される。

　また期間中は、「ヘンゼルとグレーテル」にちなんで“お菓子の家”が登場。兵庫県洋菓子協会が主催する「クリスマスケーキコンテスト」の「ヘクセンハウス（魔女の家）部門」で出展された今年度の作品5点が展示される。さらに、12月の特定日には「オルゴール・クリスマス・ナイトコンサート」も開催され、併設するシュトラウス・カフェ特製のワンプレート・ディナーと共に自動演奏楽器の演奏が楽しめる。

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