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あまりの過激さにわずか2日で販売中止になった版画集

伊丹市立美術館『collection1 ゴヤ、理性のねむり“ロス・カプリチョス”にみる奇想と創意』

 伊丹市立美術館で10月6日より『collection1 ゴヤ、理性のねむり“ロス・カプリチョス”にみる奇想と創意』が開催される。12月24日まで。

 同展では、スペインにおいてベラスケスと並び称される画家フランシス・デ・ゴヤをピックアップし、ゴヤが最初に出版(1799年)した版画集「ロス・カプリチョス」全80点を紹介。気まぐれ・戯れ・奇想などを意味する“カプリチョス”と名付けられた本作は、ゴヤの創作にかける情熱と芸術的な本質を体現した作品であり、近代的絵画の到来を預言するものとも言える。

 封建的な絵画制度に反発し画家の個性を重視したゴヤは、人間の影の部分も描くことで知られ、46歳で病のために聴覚を失ってからはますます内面世界へと沈潜し独創性を高めていく。版画の分野においては特にその特異な想像力を発揮し、時代に根強く残る迷信、偽善や欲望などに目を向け、自らの顧客である上流階級までをも風刺の対象とした極めて私的な芸術世界を作り上げていった。しかし、そのあまりの過激さに版画集はわずか2日で販売中止になってしまったという。本作を通して、残酷な現実と魅惑的な空想が渾然一体となったゴヤの芸術を堪能することができる。また、10月8日にはスペイン美術の専門家・大高保二郎氏(早稲田大学名誉教授)を招いた講演会、12月8日には担当学芸員が展示作品について解説するギャラリー・トークも実施される。

写真

詳細情報

期間
2018年10月6日(土)〜12月24日(月・振)
※月曜休館(祝日の場合翌日)
※11月12日(月)~16日(金)は臨時休館
開館時間
10:00~18:00(最終入館17:30)
場所
伊丹市立美術館
(伊丹市宮ノ前2丁目5-20)
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料金
一般300(240)円、大高生200(160)円、中小100(80)円
※( )内は20人以上の団体割引
関連イベント
①講演会
日時 2018年10月8日(月祝)14:00 – 15:30
会場 美術館1F講座室
講師 大高保二郎氏(早稲田大学名誉教授)
定員 100人
聴講無料(要観覧券)/申込不要

②ギャラリー・トーク
担当学芸員が展示作品について解説します。
日時 2018年12月8日(土)14:00 〜(約30分)
※当日2F展示室に集合
問い合わせ
伊丹市立美術館
TEL 072-772-7447
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Kiss PRESS編集部:松田

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