結婚場がアートミュージアムに

姫路モノリス・芦屋モノリス『キラメキナイトミュージアム』

　ウエディングプロデュースやレストランを運営するノバレーゼは、全国の婚礼施設19会場を一般開放し、館内を幻想的な光のアート空間として装飾するイベント『キラメキナイトミュージアム』を開催している。兵庫県では、姫路モノリス（姫路市総社本町）で9月1日に、芦屋モノリス（芦屋市大桝町）で9月2日に実施される。入場無料、予約不要。

　すでに開催された名古屋・大阪・石川・京都の4会場では約8100人を動員。当日は行列できるほど賑わうほか、インスタグラムに約1700件もの写真が投稿されるなど人気を集めている。メインとなるのは、花と光と万華鏡をモチーフにランプシェードと照明を使って幻想的な空間に仕上げた披露宴会場。そこには、実際の万華鏡を覗いたような色鮮やかに整然と輝く“光の世界”が広がっている。

　そのほか、会場内には複数のステンドグラスを用いたアートオブジェ、大小様々なキャンドル、高さ1.9メートル・45センチ四方の「ハーバリウム」、オブジェの周辺に花びらを敷き詰めたフラワースポット、ランタンと花で装飾された異なるテーマのフォトブースも登場する。また別会場のチャペルでは、高さ14センチから72センチまで大小異なる様々な形をした約50個のステンドグラスと約300本のキャンドルが飾られ、優しい灯りとカラフルな光に包まれた空間になるなど、ブースごとに違う雰囲気の写真が撮影できるという。9月1日から15日にはインスタグラムによる「キラメキフォトコンテスト」も実施される。

　兵庫県の対象会場となる姫路モノリスと芦屋モノリスは、旧逓信省別館をリノベーションした築約90年の歴史的洋館で、ネオルネサンス様式の重厚さ漂う雰囲気がより幻想的な空間を作り出す。当日は、Jazzシンガーによるアコースティックライブも行われ、光と音によりコラボレーションも楽しめる。

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