音なし。助けなし。あるのは絶望だけ。

映画『インサイド』

　音の無い世界で正体不明の女に襲われるエクストリーム・シチュエーション・スリラー『インサイド』が7月13日より公開される。

＜ストーリー＞間も無く出産を控え、幸せ絶頂の夫婦を襲った不運な衝突事故。夫は帰らぬ人となり、妻サラ（レイチェル・ニコルズ）は補聴器ナシでは耳が聞こえない障害が残った。奇跡的に無事だったお腹の子の誕生だけを心の支えに暮らしていたサラ。クリスマス・イヴの夜、眠りにつこうとすると扉をノックする音が聞こえる。玄関先にいた女（ローラ・ハリング）は、車が壊れたため電話を貸してほしいと訴えてくるのだ。どこか不審な空気を感じ取ったサラが開けずにいると、その女は無理やりドアを開けようとしてくる。サラが強い言葉ではねのけると、女はようやく姿を消した。サラは不安を残しつつも再び眠りにつく。激しい雷雨のなか雷とともに浮かび上がる人影…。部屋に侵入していたその女は、サラに薬を嗅がせより深く眠らせ、洗面所で手を洗い、何かを始めようとしている—。

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