『第十一回 永楽館歌舞伎』制作記者発表 片岡愛之助が会見

 7月5日、大阪市内で『第十一回 永楽館歌舞伎』の制作記者発表が行われ、歌舞伎役者の片岡愛之助、豊岡市の中貝宗治市長が会見を行った。

 昨年10回記念を迎えた同公演。例年は11月に上演していたが、今年は耐震改修工事を終える京都府・南座の杮落しと日程を調整し、これまでより早い10月開催となる。第一回の「操り三番叟」「奴道成寺」から始まり、10年間全て違う演目を上演。その他、出演する幹部俳優の挨拶である「お目見得口上」は恒例の一幕となっている。

 会見で中貝市長は「今年は新たな10年のファーストステップにしたい。“豊岡市”というローカル都市が世界で輝くには、自分たちの伝統に誇りを持ってしっかり守り抜いていくことが大切。そのために、子ども達にもたくさん見てもらって、歌舞伎の面白さを伝えていければ」とコメント。片岡は「永楽館歌舞伎は私にとってライフワークです」と同公演の存在の大きさを語った。今年の第一幕は「御所桜堀川夜討 弁慶上使」に決定。「私にとって初役となりますが、永楽館にピッタリの演目だと思います。人間の情や熱い想いに満ちた作品なので、地歌舞伎では大変人気がある作品ですし、小さなお子様が見ても楽しめる作品だと思います」と片岡。さらに第三幕については片岡発案の新しい試みとして、過去10年に行った演目の中から公募で選ぶと発表。7月5日から11日までの一週間、専用サイトや郵送で希望演目を募集し集計するという。片岡は「10年目を終えたし、今年は過去にやった作品でも良いかなという話になったんですが、やはり何か新しいことに挑戦したくて公募という形式を取らせてもらいました。これまでの作品は全て心に残るものばかり。可能なら第1回目から全てもう一度やりたいくらいです。ぜひもう一度見てみたい演目、見逃した演目などを投票してもらえれば」と話した。

 チケットは9月2日から順次発売となっている。
公演名 第十一回 永楽館歌舞伎
期間 2018年10月18日(木)~24日(水)
〈昼の部〉開演11:30
〈夜の部〉開演16:00
※19日(金)昼の部は貸切公演、24日(水)は昼の部のみ
場所 出石永楽館
(豊岡市出石町柳17-2)
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観劇料 12,000円
問い合わせ 出石永楽館
TEL 0796-52-5300

掲載日:2018/7/7 00:00

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