迫力あるうずしおを間近で体感

「うずしおクルーズ」小学生以下を無料招待

　淡路島・南あわじ市福良港から出航する「うずしおクルーズ」では7月14日から8月31日まで、小学生以下の子どもは乗船無料となるキャンペーンを実施する。

　約1時間のクルージングが楽しめる「うずしおクルーズ」。定員500人の帆船型遊覧船「咸臨丸」と定員700人の「日本丸」が運航しており、福良港周辺の景色や史跡などが見られるほか、淡路島と鳴門市を挟む鳴門海峡で激しい潮流が発生すること起こる自然現象「渦潮」を間近で見ることができる。大型船で安定感が高く揺れが少ないため、子どもでも安心して利用可能。渦潮の状況・出航時刻は日によって異なるため公式サイトを要確認。

　現在、兵庫・徳島両県の関係団体などでつくる「世界遺産登録推進協議会」が自然遺産もしくは文化遺産での登録を視野にいれており、兵庫県では昨年度から来年度までの3年間で渦潮を科学的に調査している。鳴門海峡の渦潮を分析することによって世界遺産にふさわしい現象だと証明することができるといい、世界遺産登録に向けた大きな一歩となることが期待されている。担当者は「鳴門海峡の渦潮の素晴らしさを体験してもらい、世界遺産登録運動の機運が高まれば」と話している。

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