「羊」の毛で作られたハンマーが「鋼」の弦をたたく。生み出された音は、「森」の匂いがした—

映画『羊と鋼の森』パルシネマしんこうえんで上映

　『火花』『君の膵臓をたべたい』など数ある話題作を抑え、2016年第13回本屋大賞を受賞した小説の映画化『羊と鋼の森』が11月28日から12月9日まで、パルシネマしんこうえん（神戸市兵庫区）で上映される。

＜ストーリー＞ピアノ調律師・板鳥（三浦友和）が調律したその音に、生まれ故郷と同じ森の匂いを感じた外村（山﨑賢人）は、調律の世界に魅せられていく。先輩など多くの人に支えられ、やがて外村は調律師として、人として、逞しく成長していく。そして、ピアニストの姉妹・和音（上白石萌音）、由仁（上白石萌歌）との出会いが外村の人生を変える—。

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